大阪発異業種トリオでヒョイトイポ

2015/07/22 11:46 更新


 「ヒョイトイポ」は、異業種3人のクリエーターが企画、発信するレディスブランド。14~15年秋冬に立ち上げ、シーズンごとにアイテムを増やしており、15~16年秋冬はニットウエアの企画に力を入れている。ナチュラルなムードとモードな感覚の両方を持つブランドとして広げていく考えだ。

 同ブランドはレディスブランド「ビタミンパワーズファクトリー」(大阪府茨木市)の日下訓志代表兼デザイナー、韓国商品のECサイトを運営する松田洋奈さん、ウェブデザイナーの河野周平さんが共同で企画運営する。ブランド名には「ネガティブなこともひょいっと乗り越えよう」という意味を込めている。

 秋冬のニットウエアは、柄が浮き上がるジャカード編みを得意とする大阪府豊中市の工場に生産を依頼した。代表的な商品は、大きく立体的なドット柄をポイントにし、袖と襟をウールジャージーに切り替えたロングジャケット(3万2000円)や、袖付きのケープ風アウター(2万1000円)。ウールジャージーのトップは、袖のデザインがフロントはセット・イン・スリーブ、バックがラグランと凝ったパターンになっている。

 6月末から7月12日まで、大阪・豊崎のギャラリーで予約販売を兼ねたお披露目会を開き、その後はビタミンパワーズファクトリーのショップ、公式ECサイトで扱う。秋冬物でアイテムはスヌード、オーガニックコットンの手染めTシャツ、ニットウエアに広がり、今後布帛アイテムを追加する。知名度を上げるためイベントも計画している。国内の地場産業との連携の他、台湾の合同展への出展も考えている。



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