西陣織の細尾(京都、細尾真孝社長)は次世代型の養蚕・製糸を目指すプロジェクトを立ち上げた。桑栽培から製糸まで無人で行う先進モデルの実現へソニーグループなどと協業、京都府与謝野町に拠点となる4万2000平方メートルの土地を取得した。細尾社長は「シルクは海外でも農家が減少し、労働環境などの課題を抱えている。世界をリードするプロジェクトで、人生をかけた勝負になる」と話し、35年までにモデル確立を目指す。
(中村恵生)
10トンの蚕を飼育
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!
