にぎわうホーチミン高島屋 客数、19年並みに戻る

2022/06/15 06:29 更新会員限定


ピークだった19年水準に客数、売り上げが戻ってきた

 ベトナムのホーチミン高島屋がにぎわっている。新型コロナウイルスの影響で、20、21年度は苦戦したが、1月ごろから客数がピークだった19年並みに戻り、今期は過去最高の業績を目指す。

(高田淳史)

 同店はホーチミン市中心部に16年に開業したSC「サイゴンセンター」の核テナントで、売り場面積は1万5000平方メートル。19年まで順調に伸ばしていたが、新型コロナでブレーキがかかった。

 昨年ベトナムでは外出禁止など厳しいコロナ対策が取られ、同店は4カ月間ほぼ営業ができなかった。前期の営業収益は約13億円と大きく減ったが、営業赤字はコスト削減などで7900万円にとどめた。昨年10月6日から営業を再開し、徐々に回復。今年に入り好調だった19年並みに戻った。

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