ヒマラヤ 25年8月期は中身重視で「U字回復」へ 退店ゼロ、多様な店舗に挑戦

2024/12/27 11:30 更新有料会員限定NEW!


ライフスタイル商品に特化した「ヒマラヤ・イトーヨーカドー四街道店」

 スポーツ専門店のヒマラヤ(岐阜市)は今期(25年8月期)、売上高613億9000万円(前期比4.9%増)、営業利益は約2.8倍となる8億6700万円を見込む。前期は減収大幅減益となったため、「コストを強引に抑えるⅤ字回復ではなく、中身を大事したU字回復」(小田学社長兼CEO=最高経営責任者)を目指す。

(小田茂)

【関連記事】ヒマラヤがリユース事業に本格参入 スポーツ用品を買い取り、専用サイトで販売

 前期は売上高585億1200万円(2.8%減)、営業利益3億700万円(69.3%減)。主力の一般スポーツ用品は1.6%の増収となったが、アウトドア用品が16.7%減、ゴルフ用品が1.6%減などと低調だった。暖冬による秋冬商品の苦戦で在庫処分が増えて粗利益率が悪化した。期中に4店を出店、2店を退店して期末では99店となった。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事