ピークハントからトレイルを進むロングハイクまで登山・トレッキングへの注目度が高まっている。アウトドアファッション誌の『GOOUT』は25年10月にハイクイベント「スーパーハイキングジャパン」(SHJ)を開催。今年、誕生60周年を迎えた「ザ・ノース・フェイス」(TNF)はブランドの原点であるハイクカテゴリーを改めて強化する。ハイクの今と可能性は――。
(聞き手・構成=杉江潤平)
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きっかけは韓国
――SHJを企画したのは。
竹下 韓国版GOOUTが23年からハイクイベント「スーパーハイキング」を開催し、盛り上がっていると聞いたのがきっかけです。「ハイキング」というと日本では中高年層を中心に昔ながらの格好で楽しむイメージがありましたが、実際に現地に行ってみると全く違いました。ヨガもできそうなスタイルで参加する女性やトレイルランニングシューズとUL(ウルトラライト)系のザックできめている若者など、とにかく皆さんおしゃれ。主催者側もフェスのような演出をしており、単純に面白かったんです。

帰国後に色々と調べてみると、元々アパレルやデザイナーなどファッション文脈にいた人たちが新しいブランドやショップを立ち上げていることが分かり、日本でも開催できるんじゃないかと思いました。
――初回は300人が参加した。反響は。
竹下 参加者から高い評価をいただき、業界関係者からは「行けばよかった」「面白いことをやったんでしょ?」などと言ってもらえました。

後藤 SHJはいわゆる昔ながらのハイキングとは異なるスタイルを見せていますね。ちょっとした工夫で新しい層が参加しやすいマインドを高めている印象があります。
――26年5月に参加人数を50人に絞った「プライベートセッション」も催した。
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