大阪・梅田のHEPファイブ(運営は阪急阪神ビルマネジメント)は6月、自社ECサイト「HEP推し活部」を立ち上げた。ヤング層が主力対象の施設で、アイドルやキャラクターなどに対する「推し活」需要への対応に力を入れてきた。オンラインでも推し活を支援し、消費者とのつながりを深めるのが狙い。ささげ(撮影・採寸・原稿作成)作業などを、掲載準備中のテナントを含めて約30店で開始した。順次店舗数を広げる。テナント支援販促の位置付けで、EC出品に伴う各種費用は不要。ECで販売した商品は各店舗売り上げに計上する。ささげや配送業務などもディベロッパーの事務局が請け負う。
(吉田勧)
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推し活部は「参戦コーデが買えるオンラインストア」がコンセプト。ライブに行く時の〝お揃いコーデ〟や推し色での商品の購入などを想定し、「推し色」「カテゴリー(アイテム)」「ブランド」から絞り込み検索ができるようにした。カテゴリーには、靴下やうちわケース、バッジなどを販売する「推し活アイテム(小物・雑貨)」も設けた。
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