平和堂、ビバシティ彦根を全館改装オープン 売上高180億円を見込む

2023/10/31 06:29 更新


県内最大級の「無印良品」を導入した

 量販店の平和堂(滋賀県彦根市)は、滋賀県彦根市の旗艦SC「ビバシティ彦根」を全館リニューアルオープンした。

【関連記事】《トップに聞く》平和堂社長 平松正嗣氏 通期業績を上方修正 下期も活発な人の動きに期待

 「19年から直営の衣料品、住関連の売り場改装に着手してきたが、うまくテナントを組み合わせ、コミュニティー要素も盛り込んだ現在での集大成」(平松正嗣社長)と位置付ける。SC売上高は改装前比26.8%増となる180億円を計画する。

 今回のリニューアルコンセプトは、「地域ナンバー1の商業施設として、プレミアム感や上質感のある生活を提案。これまでの親しみやすさにワクワク感や楽しみをプラス。人と人のつながりや人とコトが出会い、三世代が集う地域交流の場」。

大型サイネージを新設したセンタープラザ

 テナントでは県内最大級の「無印良品」や県内2店目の「ロフト」、子供・ベビー用品「アカチャンホンポ」、雑貨「ワンズテラス」、レディス「ベルーナ」など約20店を新たに導入した。

 既存店のレディス・メンズ「ニューズ」「アップフィールド」、レディス「ファースト」も移設リニューアルした。2階の直営衣料品売り場はシューズ「アルプラ・ルーツ」、服飾雑貨「グッズ・デポ」、インナーウェア「BCラボ」、子供服やおもちゃ「キッズフェスト」といったショップ型売り場に刷新した。

2階のファッションとカルチャーのフロアでは自社のショップ型売り場を多数配置した

 同店の直営売上高は改装前比10%増の89億円を見込む。うち衣料品の構成比は18%。施設は敷地面積約6万9338平方メートル、店舗面積5万3504平方メートル、駐車場は2500台。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事