阪急うめだ本店は9月8日、4階シューズギャラリーで新たなオンラインサービスを開始した。LINE公式アカウントによるワン・トゥ・ワンコミュニケーションで、希望する商品情報を事前に共有し、来店時にはその情報をもとにシューアドバイザーが接客販売するもの。靴選び・購入にかかる時間の短縮など、利便性を高めることが狙い。
シューズギャラリーの全商品対象のサービスとして実施する。ウェブカタログやインスタグラム掲載商品のほかブランド、色、デザイン、サイズといった希望する商品を事前に情報交換し、来店予約すると、新たに設けたフィッティングサロンで、シューアドバイザーが商品を用意して接客販売する。待ち時間がなく「最短で買い物ができる」サービスと位置付けている。
また、同日、関西初となるフランスの「クレジュリー」ショップを開設した。81年にロベルト・クレジュリーが創設したブランドで、17年に著名ブランドの靴を手掛けてきたダヴィッド・トゥルニエール・ボーシエルがクリエイティブディレクターに就任した。21年春夏からブルーベル・ジャパンが輸入・販売している。
シューズギャラリーの今秋冬の立ち上がりは、ショートブーツ、ローファーがともに前年比2ケタ増と伸ばしている。