阪急うめだ本店は、春にかけて5~7階を改装する。高額ジュエリーや時計を強化し、インターナショナルブティックスを5、6階の2層に拡大する。また、6階化粧品を7階に移設して売り場面積を4倍に拡大するほか、6階プレミアム婦人服も改装する。秋からの着手分を含めた5~7階の改装総投資額は約25億円。
【関連記事】阪急うめだが婦人Lサイズを移設 「体形別」から「なりたいスタイル別」へ
5階ジュエリーギャラリーは、「カルティエ」を2層展開にするなど6階にも広げて、面積は約1.5倍の1500平方メートル近くに拡大して、20年4月にオープンする。「レポシ」「ポメラート」などを新規導入するほか、1000万円以上の品揃えとサービスを強化する。
7階から6階に移設する「ウォッチギャラリー」は面積約2.5倍の700平方メートルになり、300万円以上の品揃えやレディスウォッチを強化し、メンテナンス工房を新設する。今回の改装で6階の約半分がインターナショナルブティックスゾーンとなる。
6階婦人服は「コンテンポラリーワールド」を拡大するほか「オーセンティックワールド」を改装する。コンテンポラリーにはショッピングアドバイス(有料予約制)などを導入する。7階に移設するプレミアムスキンケアの面積は770平方メートルで、「イトリン」「ヴァルモン」「サンタ・マリア・ノヴェッラ」「パンピューリ」など6ブランドを新規導入し、約30ブランドで構成する。フルカウンセリングサービスを提供する「阪急ビューティーメゾン」となる。