阪急うめだ本店婦人服 正価販売強化が奏功 24年度は過去最高売上高を見込む

2025/02/13 18:00 更新有料会員限定NEW!


高い伸びで推移している阪急うめだ本店3階モード売り場

 阪急うめだ本店の婦人服部門の24年度(25年3月期)売上高は、過去最高を更新する見込みだ。全館売上高が過去最高で推移していることが大きいものの、MDの見直し、正価販売強化の営業施策も貢献している。25年1月も正価販売が好調で2ケタ増と伸ばした。

(吉田勧)

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 同部門(3、4、6、8階)の秋冬(24年10月~25年1月)は、10月が前年割れとなったが秋冬累計では前年同期比10%増。年間で最も高い売り上げの12月は19%増。雑貨の強化や気温低下とともに、シーズン当初からセール除外品を確認し、「(店頭スタッフに)自信を持って販売してほしいと言い続けてきた成果」(佃尚明執行役員第1店舗グループ婦人ファッション、婦人服飾品、リビング・趣味雑貨、子供ライフスタイル営業統括部担当)とみる。結果、セール待ちになりがちなクリスマス後も「全く(売り上げが)落ちなかった」という。

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