ゴールドウインが新世代バイオ素材開発のベンチャー企業、スパイバーの独自技術を使い、両社で共同開発しているジャケットの試作品が、国際的なデザインアワードである「ビーズリー・デザインズ・オブ・ザ・イヤー2018」にノミネートされた。各賞の発表予定は11月。
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ノミネートされたのは、生地に、スパイバーの独自技術で開発した「クモノス」人工合成クモ繊維を採用した、「ゴールドウインスキージャケット」のプロトタイプ。今年1月に海外で開催されたスポーツ用品見本市での展示発表で注目され、同アワードのファッション部門にノミネートされたという。
ビーズリー・デザインズ・オブ・ザ・イヤーは、ロンドンのデザイン博物館が毎年主催する国際的なデザインアワードと展示会。建築・デジタル・ファッション・製品・グラフィック・交通の6カテゴリーで、デザインの専門家から応募を集め、約500作品の中から、多様性や創造性、革新性、インパクトが認められた約80作品をノミネートする。