ゴールドウインは米サンフランシスコのオールバーズと、「オールバーズ」ブランドの日本における独占輸入販売契約を締結し、24年6月から直営店などの国内事業を継承する。
オールバーズのシューズは、シューレースに再生ポリエステル、インソールにヒマシ油、靴底にはサトウキビから生まれたフォームを使うなど、カーボンフットプリント(CFP、温室効果ガス)を抑え、環境に配慮した物作りが注目されているブランド。全製品のCFPを公開していることでも知られる。
契約締結にあたり、オールバーズ共同創設者兼CEO(最高経営責任者)のジョーイ・ズウィリンジャー氏は、「我々のビジネスがグローバル展開するために日本は重要な市場。ゴールドウインの知見と専門性により、さらなる規模拡大と長期的な成長に期待したい。このパートナーシップによって全社コストを削減し、収益性を向上させたい」とコメント。森光ゴールドウイン取締役専務執行役員は、「オールバーズの誕生以来、その動向を常に追っていた。同じ志を持つオールバーズと提携できることが嬉しい。社会全体のサステイナビリティーシフトを加速させる」と話した。