サーフブランド「インスピ」 サーファー五十嵐氏と協業

2018/08/10 10:57 更新


 サーフカジュアルメーカーのフリーダムプラス(東京、佐野公保社長)は自社オリジナルサーフブランド「インスピ」で、20年の東京五輪に向け販路拡大を目指す。そのため、18年春夏物から、サーファー兼スケーターでフォトグラファーの五十嵐勉氏との協業を始めた。

 今春夏の協業商品はフォトインクジェットプリントの半袖Tシャツ1型。6.2オンスのヘビーウェイトで白、黒、グレーの3色。4サイズ。5200円。

 18年秋冬物は12オンスの裏起毛スウェットトレーナーの1型、3色、4サイズ。9800円。19年春夏物は半袖Tシャツ1型を計画する。

18年秋冬物の協業トレーナー

 佐野社長は「東京五輪に向けて、日本のサーフィンを五十嵐さんと盛り上げたい」と話す。「サーフィン、スケートボードは新たなアスリートの成長で本格的なスポーツの段階に入る」と期待している。

 販路はサーフ系専門店、アクションスポーツ系専門店、自社サイトショップ「フリートピア」が中心。

 五十嵐氏は、64年生まれの54歳。20年東京五輪で正式種目となったサーフィンの日本代表強化選手である五十嵐カノア氏の父親だ。サーファーやスケーターとして活躍、米国でスポーツトレーナー育成会社を設立している。

東京五輪強化代表選手の五十嵐カノア氏(左)と父の勉氏


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