16年に立ち上げ、SNS発信でコロナ下でも売り上げを伸ばしてきたDtoC(メーカー直販)ブランド「フーフー」を手掛けるフーフー。23年8月1日にクラシコム(東京、青木耕平社長)の子会社になった。代表取締役に就任したデザイナーのマール・コウサカ氏は10周年に向けて新体制を整備し、さらなる成長を目指す。
(相神優波)
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ステイト・オブ・マインド(東京)のECプラットフォーム傘下で、「店舗を持たないブランド」として立ち上げて7年。売り上げや組織は大きくなったのに、僕一人で始めた当初と変わらない運営体制でした。独立を考え出したのは22年夏に初の直営店を作った時です。前の会社はインターネットサービスの会社なので、実店舗を出店し、そのための在庫や物流の仕組みを作ることに苦労しました。3年後に10周年を迎え、その次の10年を考えた時に、変化する必要を感じました。
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