2月の訪日外国人客数 春節効果で23.3%増

2018/03/20 18:22 更新


 日本政府観光局によると、18年2月の訪日外国人客数は前年同月比23.3%増の250万9000人で2月として過去最高を記録した。昨年は1月末にあった春節(中華圏の旧正月)休暇が今年は2月となったことが訪日需要を押し上げた。

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 20の国・地域のすべてが2月として過去最高となった。中国が40.7%増の71万6000人、韓国が18.1%増の70万8000人、台湾が16.9%増の40万人、香港が26.9%増の17万8000人と、東アジアが大きく伸ばした。個人旅行客の増加や、旧正月休暇に合わせた航空路線の増便やチャーター便の運航などの座席供給数の増加が貢献している。東南アジアはマレーシア、シンガポール、インドネシアが2ケタ台の伸びだったが、フィリピン、ベトナム、インドは1ケタにとどまった。




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