2色の正方形が交互に並ぶ格子柄。英語のチェッカーボードチェックやフラッグチェック、仏語のダミエと同じ柄。江戸時代中期、人気歌舞伎役者の初代佐野川市松が白と紺の市松模様を衣装に取り入れたことを機に流行した。柄が途切れず続くことから、繁栄を意味する縁起の良い模様とされている。最近は、緑と黒の市松模様が「鬼滅の刃」主人公の炭治郎が着る羽織り物に使われ、〝鬼滅柄〟として人気が急上昇。一方、その柄で作品を想起させる偽グッズが大量に出回り、原作の出版元である集英社が商標出願したことが話題になった。
《FB用語解説》市松模様 日本古来の伝統柄
2021/01/28 06:22 更新