《FB用語解説・基礎編》レース⇒撚り・編み・刺繍で透かし模様を表現

2018/05/01 04:05 更新


 糸を撚り合わせたり、編んだり、生地に刺繍したりして透かし模様を表したもの。欧州で伝統産業として発達し、ベネチアンレースなど地域名を冠したものも多い。ベースの製法は、組みひもと刺繍に大別できる。現在は大半が機械製で、エンブロイダリー、ラッセル、リバー、トーションなどがある。生地として使われるものは広幅レース、テープ状は細幅レース、パーツ用途はモチーフレースと呼ばれる。用途はインナー、アウター、カーテンなどが多いが、インナー向けは近年のノンワイヤ、ノンレース商品の台頭で需要が厳しい。




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