【ファッションとサステイナビリティー】フーヴァル 環境に優しい「ナノミスト加工」採用拡大

2020/11/30 05:00 更新


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 洗い加工などを手掛けるフーヴァル(岡山県倉敷市)は、水を7~8割、薬品を約7割削減した環境に優しい洗い加工「ナノミスト加工」を開発、メリハリの利いた色落ち表現も評価され採用が進んでいる。

 ナノミスト加工は、ジーノロジア社のナノバブルを発生させる樹脂加工機「e―flow」を活用した加工で、水や薬品の使用量を大幅に削減する。「表面がきれいに抜けて、色が残る部分はしっかり残る」(石橋秀次社長)という表情も特徴だ。石を使わないため従来の洗い加工ではアタリが出にくかった生地でもアタリを出せる点も特徴で、既存の洗い加工からの切り替えも多い。洗い加工にe―flowを活用しているところは海外でも少なく、海外顧客からの反応も良い。来年開催予定の展示会ではジーンズ加工の癒tORi18(ゆとり18)と協業し作成したサンプルを展示。コスリなど日本ならでは繊細な手作業と組み合わせた加工も提案する。

 フーヴァルは、縫製やOEM(相手先ブランドによる生産)も手掛けており、端切れや裁断で余ってしまった生地を用いた古布調テキスタイルの生産も検討している。野良着のような雰囲気の古布へのニーズが高いことから、生地をパッチワークのように組み合わせて生産する。

メリハリの利いた色落ちも特徴の「ナノミスト加工」

(繊研新聞本紙20年11月25日付)

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