ランニングの盛り上がりとハンズフリーシューズの浸透がスニーカー市場全体に与える影響は。業界のキーパーソンに聞いた。
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- “刺さる”企画で熱狂作る アトモス 小島奉文さん
- “世界一”のラン靴売り場立ち上げた アルペン 小川智也さん
- 静岡県藤枝市で古着とスニーカー店営む 山田隆也さん
- ナイキも一目置く企業率いる キジック ギャレス・ホスフォードさん
ラン靴、街履き需要も喚起
“刺さる”企画で熱狂作る 小島奉文さん

市場全体としてパフォーマンスランニングが人気になっています。最新のイノベーションがランニング分野で現れるようになり、デザインの良いものも多く、そのことで街履き需要も喚起できています。お客様は無駄なものは買わないようになっているので、オンとオフを兼用できるランニングシューズは打ってつけでしょう。
「箱根駅伝」がビックコンテンツになっているように、もはやランニング・エキデンは日本を代表するスポーツジャンルです。ランニングシューズは定期的な買い替え需要を期待でき、市場が大きいのも魅力。そのためメーカー各社はパフォーマンス製品の開発を強化している印象を受けます。ただプレート入りの高反発シューズに次ぐ革新的な製品が生まれていないのも事実。イノベーションをどのブランドが起こすのか。注目しています。
ECが普及した今、リアル店にはその土地ならではのモノが求められています。無駄なモノをお客様が買わなくなっているならなおさらです。こうしたなか25年秋にアトモスとナイキ直営店で発売した「ナイキエアマックス95」の特別モデルは話題となりました。ハイテクスニーカーブームを生んだ原宿への敬意とオマージュの印として、「とんちゃん通り」のアーチからインスパイアされた「HRJK」ロゴを履き口の内側に刺繍したものです。10月27日~11月2日には商店街協力のもとアーチをラッピングし、記念撮影をできるようにしたところ、ヒットにつながったのです。

うれしかったのは原宿勤務・在住者で普段はナイキを買わない人が購入してくれたこと。地元愛をくすぐる消費を作り出すことができました。モノがあふれる時代だからこそ刺さった企画だと思います。
ランナーの多様化を実感
“世界一”のラン靴売り場立ち上げた 小川智也さん

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