【ファッションとサステイナビリティー】旭化成 製造時に再生可能エネルギー使用

2020/08/05 05:00 更新


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 旭化成は世界オンリーワンのキュプラ「ベンベルグ」の製造の際に、再生可能エネルギーから作られた電力使用比率を高めたり、廃棄物ゼロに取り組むなど、製造プロセスにおける環境負荷軽減に取り組む。

 キュプラは未利用繊維のコットンリンター(綿花の種子のまわりのうぶ毛)を原料に使い、トレーサビリティー(履歴管理)も徹底して17年にはGRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)認証も取得した。柔らかな肌触り、吸放湿性などと環境特性を併せ持ち、18年にベンベルグ商標をグローバルに取得したのも契機にブランディングを強めている。

 同社の主要生産拠点である延岡地区(宮崎県)で生産するが、工場は豊かな自然も背景に電力の4割を自社水力発電、バイオマス発電でまかなっており、国内電力比率の3倍以上も再生可能エネルギー活用を進めている。9基ある水力発電機の大規模な改修も決め、今後も維持していく。

 ゼロエミッションへ向けて廃棄物ほぼゼロを達成し、99%以上の溶媒回収、わたくずのキノコ栽培床への利用、繊維くずの発電利用など実行。今後もリサイクル糸開発など完全達成へ努力する。

自社の専用水力発電で工場の電気をまかなう

(繊研新聞本紙20年7月28日付)

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