ミシンを使ったロック(布端を縫い処理すること)の一種で、生地の端を巻かず、かがり幅を細くし、針目も細くした状態でほつれ止めするもの。通常の巻きロックと比べて細幅で、糸をきれいに整えて華奢(きゃしゃ)な表情が出せるのが特徴。裾部分を軽く仕上げることができる。メロー始末や細ロックとも呼ばれる。ブラウスやドレスなど、レディスウェアで使われる場面が多いが、中には上質な仕上げを狙ってメンズウェアに採用するケースもある。
《FB用語解説》メローロック 華奢な仕上がりの布端処理
2017/10/30 04:00 更新