《FB用語解説》タフタ ダウンアウターの定番素材

2017/09/19 04:00 更新


taffeta。緻密(ちみつ)で薄い平織物。語源は、ぺルシャ語で「紡ぐ」を意味するtaftahなど諸説ある。本来は経糸と緯糸で異なる加工をした先染めの絹織物のことだが、現在は化合繊の長繊維が主流。その代表が、ダウンアウターの表地でよく見られる「高密度タフタ」。ナイロンやポリエステルの極細繊維をさらに高密度で織り上げ、薄く軽く、透湿防水や防風性能に優れたものが多い。今秋冬のレディス市場は立ち上がりからダウンアウターの売れ行きが良く、「当たり年」との声も上がるが、高密度タフタの一大産地である北陸は減産傾向にある。




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