ファーストリテイリングは3月8日の国際女性デーに合わせ、ユニクロ、ジーユーの商品のうち、女性用下着の売り上げから30万ドルを、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じてバングラデシュの難民女性の自立支援プロジェクトへ寄付する。国際女性デーに女性支援のためのプロジェクトへの資金を拠出するのは、ファストリとして初の取り組み。
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自立支援プロジェクトは、バングラデシュのコックスバザールにある世界最大規模の難民キャンプで、ロヒンギャ難民の女性を対象に22年9月にスタートした。ファストリグループの生産パートナーの協力を得て、布ナプキンの縫製スキルトレーニングを1000人の女性に行い、トレーニング修了者が有償ボランティアで製作に携わることで、キャンプ内での生理用品やその他の必需品の充足を目指している。