ファーストリテイリング第3四半期連結 ユニクロ改善で増収増益

2021/07/16 06:27 更新


 ファーストリテイリングの第3四半期(20年9月~21年5月)連結業績は、主力のユニクロ事業がコロナ禍の影響を受けた前年より改善し、大幅な増収増益だった。売上収益1兆6980億円(前年同期比9.9%増)、営業利益2278億円(72.1%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益1513億円(67%増)。

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 国内ユニクロが売上収益6751億円(12.7%増)、営業利益1195億円(51%増)。増収増益だったが、想定より休業、時短営業が増え、計画を下回った。海外ユニクロは売上収益7396億円(9.8%増)、営業利益977億円(88.7%増)、新型コロナウイルスの影響が大きかった前年同期に比べ大幅改善した。ジーユーは売上収益2008億円(7.1%増)、営業利益243億円(18.9%増)だった。

 通期は増収増益を計画するが、売上収益が直近予想より600億円低い2兆1500億円、営業利益も100億円低い2450億円を見込む。親会社の所有者に帰属する当期利益は直近予想と変わらず1650億円を計画する。



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