ファストリ 防護ガウン20万枚とエアリズムを国内医療機関に寄贈

2020/05/01 11:54 更新


 ファーストリテイリングは新型コロナウイルス感染症対策への緊急支援として医療用ガウン20万枚とユニクロの機能性肌着「エアリズム」を国内医療機関向けに寄贈する。ガウンは防護具の一種であるアイソレーションガウンで、中国で取引のある工場から調達し、東京、大阪、神奈川など感染者数が多い都道府県のほか、全国の基幹病院へも日本看護協会を通じて寄贈する。5月中旬には提供できる見込みという。

【関連記事】ファストリ柳井会長 「コロナは戦後最大の人類の危機」も「当面の経営に問題はない」

 エアリズムはすでに欧州、東南アジア各国に現地法人を通じて医療機関へ寄贈している。寄贈した国からは、防護服などの下に身に着けることで蒸れを軽減できるとの声があり、今回、緊急支援の一環として国内の医療機関への提供を決めた。

 同社は3月末に国内外の医療機関へのマスク1000万枚の無償提供も決めている。日本では4月中旬に第1弾の35万枚を政府のマスクチームに寄贈し、5月中旬までに100万枚を提供する予定だ。

関連キーワード新型コロナウイルス情報



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事