ロンドンのファッション店 3カ月ぶりに営業再開

2020/06/17 06:29 更新


Medium primark
全店開いたプライマーク

 【ロンドン=若月美奈通信員】ロックダウン(都市封鎖)による規制が段階的に緩和されている英国で15日、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドに先駆け、イングランドの百貨店やファッション店などが約3カ月ぶりに営業を再開した。カフェやレストラン、美容院などはまだ休業中で、7月4日からの解除が予定されている。

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 2メートルのソーシャルディスタンスの確保やレジ前のアクリル板の設置、入り口と出口を別にした一方通行の誘導など、政府の規定に従った営業体制の準備により、先送りにした店も多く、ロンドン中心街では半分程度の再開。百貨店が立ち並ぶオックスフォードストリートでは、セルフリッジのみが開店し、ジョン・ルイス、デベナムス、ハウス・オブ・フレーザーは休業のまま。ジョン・ルイスは全国50店のうち再開は2店だけで、18日から11店が加わるものの、そのほかはしばらく休業を続ける。

 リージェントストリートのリバティ、ボンドストリートのフェンウィックも再開、ファッションに強い高級百貨店の開店が目を引いた。ラグジュアリーブランドが軒を連ねるボンドストリートの開店状況は60~70%。

 ファストファッションチェーンは大半が再開し、プライマークやザラの前には行列ができた。プライマークは全153店、トップショップやギャップも全店開いた。

 オックスフォードストリートの人通りは静かな平日程度で、百貨店は入場制限しているものの、それほど並ばず入れる。レディスフロアよりもメンズフロアの方がにぎわい、セルフリッジのスニーカーのコーナーやディオール・オムのインショップには行列ができた。

 3月中旬以来の営業とあって、ファッションフロアには立ち上がり時のように春夏商品がきれいにずらりと並ぶ。当日の気温は23度と比較的暖かく、「すぐに着られるものがたくさん揃っていてうれしい」という客の声も聞かれた。店自体はセールを行っていないが、実際に値札を見ると40~50%引きになっている商品も多い。

 一方、ファストファッション系は大々的にセールしており、トップショップは「70%オフ」、ギャップは「60%オフ」の赤いサインボードを掲げている。

「70%オフ」セールのボードを掲げるトップショップ

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