《ファッションビル・駅ビル商況5月》大型連休好調、夏物が売れる

　ファッションビル・駅ビルの5月商戦は引き続き、大半の施設が前年超えだった。休日が前年同月よりも1日少なかったが、ゴールデンウィーク（GW）商戦が好調で、それ以降も来館者数が全体として伸び悩んだものの、気温の上昇で夏物衣料が順調で全体を押し上げた。ポイントアップなど自社カード施策で成果を上げた施設も多い。インバウンド売り上げも依然好調だ。

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　〈首都圏〉前月に比べて前年超えの施設が増え、衣料品売り上げも順調だった。大型連休商戦が好天候に加え、各施設ともイベントを積極化した成果で、全体に好調。衣料品は気温の上昇で、夏物のノースリーブのブラウスやTシャツ、気温の寒暖差に対応するための軽い羽織り物などが売れた。アトレ恵比寿や玉川高島屋SCなどでは、通勤需要の高まりでセットアップやジャケットなども売れ筋。