ファッションビル・駅ビルの2月商戦は1月に続き、対象全施設が前年超えとなった。前年1月下旬からのまん延防止等重点措置の影響による反動増に加え、月中旬以降の気温の上昇で春物衣料が好調に売れた。引き続き、インバウンド(訪日外国人)売り上げも大幅に伸びた。3月序盤も全体として順調だ。
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〈首都圏〉3カ月連続で、対象全施設が前年超え。消費者の外出機会の拡大と購買意欲の高まりを背景に、イベントや改装で成果を上げた施設が多かった。ルミネ新宿は全社で実施した春物ファッションのイベントの柱として、先行商品や限定商品の受注会を多くのショップで行い、売り上げに貢献した。インバウンド売り上げは19年同月実績を上回った。ルミネ池袋、大宮など他のルミネでも受注会を実施したショップが好調。ルミネエストはルミネ新宿と合同で1月10日~2月10日に実施した米コミック『ピーナッツ』との協業イベントで、各ショップが協業商品を販売し、成果を上げた。
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