アマゾンFW東京19年春夏 2アワードの受賞者を発表

2018/10/23 06:28 更新


 アマゾン・ファッション・ウィーク東京19年春夏は、東京都と繊維ファッション産学協議会が主催し、日本ファッション・ウィーク推進機構が共催する二つのアワード受賞者の発表と表彰式を行った。

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 「トーキョー・ファッション・アワード」は5回目。30ブランドが応募し、今後、東京を代表するインターナショナルブランドになる可能性などを観点に選んだ。「チノ」(茅野誉之)、「ジエダ」(藤田宏行)、「アーネイ」(羽石裕)、「ノブユキ・マツイ」(松井信之)、「ポステレガント」(中田優也)、「レインメイカー」(渡部宏一・岸隆太朗)の6ブランドが受賞した。

 19年1月のパリ・ファッション・ウィーク中に同事業が単独で開催する「ショウルーム・トーキョー」(18~23日)と、イタリア・フィレンツェのピッティ・イマージネ・ウオモ(8~11日)への出展が決定した。

トーキョー・ファッション・アワードの受賞者

 一方、昨年から始まった「ファッション・プライズ・オブ・トーキョー」は、既に国内で実績があるブランドの海外進出を支援するもの。2回目の受賞者には「オーラリー」(岩井良太)が選ばれ、19年3月と6月のパリ・ファッション・ウィークへの参加が決定した。上質な原料・素材にこだわって物作りし、展示会で発表してきた。

 パリでの発表については「うちの服はランウェーショーで見せるものと思っていないので、インスタレーション形式での発表を決めている。服が持つ、空気感を見せていけたら」(岩井さん)という。

ファッション・プライズ・オブ・トーキョーを受賞した「オーラリー」の岩井良太さん


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