「ファセッタズム」は7月10日、コカ・コーラとの協業カプセルコレクションを世界で発売する。デザイナーの落合宏理は、アトランタのコカ・コーラ本社を訪れて、そこに保存されている膨大な資料と、自身が所有するビンテージのコカ・コーラのワークウェアから着想して22型のカプセルコレクションを作った。
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アイテムはフーディやフットボールTシャツ、トラックジャケット、ワークシャツ、Tシャツ、ワークパンツなど。切り替えや鮮やかな色使いが特徴だ。全てのアイテムにはコカ・コーラが69年にスローガンとして使った「IT’S THE REAL THING」が描かれている。発表から50周年を迎えたこのスローガンに落合は共鳴し、デザインに取り入れた。落合は「このプロジェクトはブランドとして大きく変化し、新しい流れが生まれる良い機会になると考えました。まったく異なる二つが重なり合うことで生まれる空気を楽しんでいただけたら」という。
発売に先駆けて、26日からパリのレクレルールで先行販売している。日本では7月27日にファセッタズムの直営店やオンラインショップなど14店で販売開始。先行して7月10~23日に伊勢丹新宿本店メンズ館2階のメンズクリエーターズで期間限定店を開く。限定アイテムとしてキーピースのワークウェアをデニムに置き換えたジャケットやシャツなども販売する。