接客カンタン英会話―会計お任せあれ

2016/08/13 12:01 更新


 外国人を見るとドギマギする販売員さんも、「ここだけ、いまだけ、ちょっとだけ」の簡単英会話を身に付けてはいかがでしょうか。5本立てでお送りする「接客のためのカンタン英会話」。前回「言葉の前にまず笑顔」「入店時は互いにあいさつ」「接客フレーズ」「試着のご案内」を踏まえ、最後の関門、レジ・会計について、です。

(リテックスジャパン執行役員、リテールコンサルタント・西村宏子
 

会計は、金額を間違えない!

  会計では値札やレジ表示を見せながら、たとえば「5400円でございます」 It is five thousand four hundred yen.(イットイズ ファイヴ サウザンド フォーハンドレッド エン)と、伝えます。英語の場合は、カンマで区切っている3ケタずつ、伝えます。5×1000、4×100というイメージですね。  

  5000円札を出されたら、「600円のお返しです」Here’s six hundred yen in change. (ヒアズ シックス ハンドレッド エン インチェインジ)と言いながら、渡しましょう。

クレジットカード

 クレジットカードを出されたら、通常の会計手続きの後、「サインをお願いします」Sign here,please. (サイン ヒア プリーズ)と、ご署名をお願いします。海外発行のカードを日本国内で使用する場合は、1回払いのみのことが多いので、支払い回数は聞く必要がありません。  

  中国の方がお持ちになる銀聯カードは、銀行口座から直接代金が引き落とされるデビットカードです。契約を結んでいる百貨店や商業施設内でしたら使用可能です。手続きについては事前に確認しておきましょう。  

■おさらい
  1. 「5400円でございます」 It is five thousand four hundred yen.(イットイズ ファイヴ サウザンド フォーハンドレッド エン)
  2. 「600円のお返しです」Here’s six hundred yen in change. (ヒアズ シックス ハンドレッド エン インチェインジ)
  3. 「サインをお願いします」Sign here,please. (サイン ヒア プリーズ)

 

♪♪♪

 

 簡単な会話で海外からのお客様へのアプローチから会計まで、一通り見てきました。 「言葉の前にまず笑顔」→「入店時は互いにあいさつ」→「接客フレーズ」→「試着のご案内」→今回 習うより慣れろで、できるだけ自分の口で繰り返し言ってみてください。そして、外国人のお客様が来店したら、積極的にあいさつして、簡単なフレーズをどんどん使ってみましょう。  

(シリーズ終わり) 

 

( この記事は、2014/09/01 日付繊研新聞の記事を元に編集しています)



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