外国人を見るとドギマギする販売員さんも、「ここだけ、いまだけ、ちょっとだけ」の簡単英会話を身に付けてはいかがでしょうか。5本立てでお送りする「接客のためのカンタン英会話」。前回「言葉の前にまず笑顔」「入店時は互いにあいさつ」「接客フレーズ」「試着のご案内」を踏まえ、最後の関門、レジ・会計について、です。
会計は、金額を間違えない!
会計では値札やレジ表示を見せながら、たとえば「5400円でございます」 It is five thousand four hundred yen.(イットイズ ファイヴ サウザンド フォーハンドレッド エン)と、伝えます。英語の場合は、カンマで区切っている3ケタずつ、伝えます。5×1000、4×100というイメージですね。
5000円札を出されたら、「600円のお返しです」Here’s six hundred yen in change. (ヒアズ シックス ハンドレッド エン インチェインジ)と言いながら、渡しましょう。
クレジットカードを出されたら、通常の会計手続きの後、「サインをお願いします」Sign here,please. (サイン ヒア プリーズ)と、ご署名をお願いします。海外発行のカードを日本国内で使用する場合は、1回払いのみのことが多いので、支払い回数は聞く必要がありません。
中国の方がお持ちになる銀聯カードは、銀行口座から直接代金が引き落とされるデビットカードです。契約を結んでいる百貨店や商業施設内でしたら使用可能です。手続きについては事前に確認しておきましょう。
■おさらい
- 「5400円でございます」 It is five thousand four hundred yen.(イットイズ ファイヴ サウザンド フォーハンドレッド エン)
- 「600円のお返しです」Here’s six hundred yen in change. (ヒアズ シックス ハンドレッド エン インチェインジ)
- 「サインをお願いします」Sign here,please. (サイン ヒア プリーズ)
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簡単な会話で海外からのお客様へのアプローチから会計まで、一通り見てきました。 「言葉の前にまず笑顔」→「入店時は互いにあいさつ」→「接客フレーズ」→「試着のご案内」→今回 習うより慣れろで、できるだけ自分の口で繰り返し言ってみてください。そして、外国人のお客様が来店したら、積極的にあいさつして、簡単なフレーズをどんどん使ってみましょう。
(シリーズ終わり)
( この記事は、2014/09/01 日付繊研新聞の記事を元に編集しています)