エル・ローズ(福井市)のインティメイトアパレル事業部は、〝ダイエット王子〟としてメディアなどでも活躍するダイエットトレーナーの小山圭介氏が監修した〝燃活〟サポートインナーを発売する。
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燃活は「脂肪燃焼を目的とした活動」を意味する造語。着ることで姿勢と呼吸にアプローチし、代謝アップが期待されるインナーだ。14~16日に展示会ビューティーワールドジャパンで初披露し、その後もスポーツや美容関連の合同展で紹介する。自社ECでは21日に発売する。
燃活サポートインナーのメインターゲットは40~50代。「痩せにくくなったと感じながらも、その世代の女性は仕事や家事、育児で忙しい。毎日必ず身に着ける下着でサポートできないか」(吉川貴洋営業課課長)と、以前から商品開発で縁のあった小山氏に開発の協力を依頼した。
これまで1万5000人以上のダイエットのサポートをしてきたという小山氏は、「ダイエットの基礎でありカギは姿勢」と話す。燃活インナーも姿勢の改善を重視した構造を採用している。トップは、肩甲骨を寄せ、胸を開いてきれいな姿勢が維持できるよう、背中側に十字状のサポート機能を付けた。胸を開いて呼吸が深くなることで酸素摂取量が増え、代謝アップが期待できるという。
生地は二重構造の丸編み。編み分けによってパワーを切り替えているため、伸びる布に伸びない布を貼り合わせる従来の補整下着のように厚みが出ないのが利点。ボトムは腹部のパワーサポートで腹筋を意識させ、前に傾きがちな重心を正しい位置に戻してきれいな姿勢作りをサポートする。トップ7800円、ボトム3800円。いずれもS~M、M~Lの2サイズ。
素材は肌触りの良いハイマルチナイロンにファーベスト「光電子」繊維を練り込み、冷えも防ぐ。丸編みの生地は国内のニッターと組んで生産し、縫製は自社で行う。自社ECでの販売のほか、代理店経由でエステサロンやスポーツジムなどでの販売を想定している。
初年度の売り上げ目標は小売価格ベースで5000万円。