ドットワンの「エイミーイストワール」 先行販売の初日売上高が1億3000万円

2021/09/28 17:02 更新


 DtoC(メーカー直販)ブランドを運営するドットワン(東京、藤井亮輔CEO=最高経営責任者)のレディスブランド「エイミーイストワール」の秋冬先行販売が好調だ。10、11月に投入するアイテムを9月17日から公式ECで先行販売したところ、初日売上高が1億3000万円を記録した。一部商品は再販し、1億6000万円の売り上げで着地した。

 先行販売は10、11月に販売する商品の約半数にあたる63品番を対象に実施した。開始から1時間で8000万円超を受注。購入金額上位100人の売上高は2350万円、平均購入金額は23万円で、熱狂的な顧客を多数抱えていることを改めて示した。クリエイティブディレクターのMANAMIさんがSNSなどで事前に紹介したアイテムは即完売し、人気上位5アイテムだけで売上高全体の35%を占める5750万円となった。

 「先行販売前に既存顧客を対象に入念なマーケティングを行い、ドットワンの強みであるSNSを最大限に駆使した」という。

 「エイミーイストワール」は16年7月にデビューした国内DtoCブランドの草分け。SNS総フォロワー数は560万人を超え、実店舗は東京、名古屋、大阪の3店舗を構えている。EC販売比率は70%となっているが、今後はこれを維持したまま、全国各地の直営店の出店を計画する。

 直営店の出店強化に先駆けて、今月9日にはルミネエストの既存店をリニューアルオープン。コロナ下でも開店前から300人のお客が列を作り、初日で1800万円を売り上げた。隣接区画にはMANAMIさんが手掛けるライフスタイルブランド「アイアム」が同日に1号店を出しており、「エイミーイストワール」と「アイアム」の同時出店も想定される。

「エイミーイストワール」

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