「エディー・バウアー」の販売順調 8月までに2店出店

2024/04/04 10:59 更新


「エディー・バウアー」のジャケットのスカイライナー

 カジュアルウェアメーカー・小売りの水甚(岐阜市)は、米アウトドアライフスタイルブランド「エディー・バウアー」の販売が順調なことから、8月までに直営店2店を出す。同ブランドは伊藤忠商事が日本における販売権・ライセンス権を持ち、水甚とサブライセンス契約を結んでいる。

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 水甚は昨年10月から実店舗4店に加え、公式サイトでゾゾタウン、楽天ファッションに出店した。中村有孝取締役は「売り上げは予算をクリアし、ほぼ順調」とする。客単価は1万2000~1万3000円。けん引した商品は、昨年11月はシャツやパンツ、12月に入りダウンが売れた。

 メンズとレディスの売り上げ比率を6対4と想定していたが、「メンズが7割と強く、レディスの開発が課題」とする。しかし、「レディスを強化するが、トレンドよりもアウトドアを軸とした高品質なライフスタイル商品の開発が重要」とブランドの魅力を高める考えだ。

 今年8月までに、SC内で千葉(売り場面積115平方メートル)、神奈川(132平方メートル)に直営店2店の出店が決定、計6店とする。今年は計5店を出す予定で「残り3店は現在交渉中」とする。28年には25~30店、売り上げ約30億円を目指す。



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