「エブール」23年春夏 異素材、色の組み合わせで遊ぶ

2023/01/12 10:59 更新


 「エブール」(サザビーリーグ)の23年春夏は、「イマジネーション」がテーマ。同色で異素材のものをミックスしたり、ジャケットスタイルを軽やかに見せたりと、コーディネートを楽しめるラインナップにした。

 ブランドの代表アイテムであるコートは、コットンツイルのオーバーサイズで、ロング丈(税込み14万3000円)とショート丈(12万1000円)を作った。上品な光沢のある素材とメンズライクなシルエットで存在感がある。ライトグリーン、ベージュ、カーキのナチュラルな3色。同色のカシミヤ100%のハイゲージのセーターやワイドパンツを合わせてワントーンスタイルを推す。今シーズンはコートはこの1型にした。春夏のコートの動きが鈍くなっているため。

ショート丈のコート。中に着たトップとボトムは同色でも異素材に

 お気に入りの組み合わせができるサマーウールのセットアップもある。トップ(アウター)はピークトラペルのテーラードジャケットとブルゾン、ボトムはウエストゴムで快適なプリーツスカートとセンタープレス入りのワイドパンツのそれぞれ2種類。組み合わせしだいで通勤もデイリーユースもかなう。

 コットン・シルクのスカーフとセットになったシリーズも目を引く。同色に染めたタフタのブラウス、ドレスとのセットで、質感の違いがきれいに見える。

トーン・オン・トーンでまとめ、異なる生地の質感が際立つ

 シルクはウォッシャブルでノースリーブのトップとワイドパンツも揃えた。汗ばむ季節にシルクは懸念されるが、「自分で手入れをして大事に着てもらいたい」との思いがある。

 人気のボタニカルダイシリーズは、バタフライピーを使用。鮮やかなブルーとグリーン、グレーの仕上がりで、キャミソールドレスなどを企画した。



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