3人でメンズブランド「攻めすぎない、品のある服」

2018/01/15 04:27 更新


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デザインを担当するリュウイチ・ツジ

 ファッションデザイナー、グラフィックアーティスト、ディレクターを務めるプレス担当の3人が組み、新会社ドンツキinc.(東京都、電話080・3959・0847)を立ち上げた。設立は昨年9月で近々株式会社化する。(高田淳史)

 メンズブランド「ドンツキ」を18~19年秋冬から本格デビューする。プレコレクションとして17~18年秋冬と一部18年春夏を作った。コンセプトは、日常とユーモアの融合。日本、カルチャー、ユーモア、ミックス、ストリートなどをキーワードに、10代から40代の服好きな男性に向けて「あまり攻めすぎず、品のある服」に仕上げる。

 ファッションデザイナーのリュウイチ・ツジは、自らのブランドを運営後、大手のシャツメーカーやセレクトショップで経験を積み、独立した。メンバー3人で話し込みながら、服のデザインやグラフィックにコンセプトやテーマを落とし込んでいく。生地は有力テキスタイルメーカーから仕入れ、全て国内で作る。パンツは立体裁断で、はき心地にこだわる。ワンサイズのみでややビッグシルエット。

 今秋冬向けでは、「子供の頃、大好きだったカブトムシやクワガタなどをユーモラスなグラフィックデザインで表現した」プリントシリーズが充実。コーデュロイのジャケットとパンツのセットアップやコートにも力を入れる。太畝のコーデュロイジャケットは立体裁断で動きやすく、裾を絞ると好みのシルエットに調節できる。

 ほかに高密度織物「ベンタイル」を使い撥水(はっすい)性、耐水性を持たせたコートや岡山のデニムを使った超ワイドシルエットのジーンズもある。中心価格はカットソー1万2000円、シャツ2万1000円、パンツ2万3000円、コート6万円など。プレコレクションは帽子などを含めて15型。18~19年秋冬は約30型に広げる。

18~19年秋冬から本格販売を始める「ドンツキ」
 すでにオランダのセレクトショップ向けに別注商品を作り、日本のセレクトショップからも「良い反応を得ている」。東京発のブランドだが、「日本中にファンを作りたい」と大阪や名古屋、広島などの専門店からアプローチしている。「商売的には一番大きな市場で勝負すべきだが、服好きな人は全国にたくさんいる。まずはその人たちに向けて作りたい」とツジさん。

 卸に加え、百貨店やファッションビルなどでの期間限定店も仕掛ける。自社ECサイトも近々オープンする予定だ。


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