キーカラーのくすんだブルーとピンクの花柄ドレス
モデルのヨンアさんがクリエイティブディレクターを務めるDMI（東京）の「コエル」は23年冬、70年代のアメリカンスクールファッションにインスパイアされたプレッピースタイルを打ち出す。くすんだブルーとピンクがポイント。ブランドらしくモードかつエフォートレスなイメージで仕上げる。初めてオケージョンを意識したシリーズも出す。
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ツイードジャケット（税込み4万8400円）は、セーラーカラーにボウタイが付いた制服風。グッドガールとマリンルック、どちらの雰囲気も感じられるジャケットを、今風にカーゴパンツとセットアップで作った。コエルの「C」のワッペンをあしらったスタジャンに、パッチワークしたチェックのフレアスカート。フェアアイル柄のセーターには、オーガンディーのティアードスカートを合わせる。ロマンティックなスカートで、ブランドらしく着崩したり、カジュアルアップして見せる。
オケージョン向けのアイテムは、顧客の要望に応えて企画した。子供の行事からちょっとしたパーティーまで、堅くなりすぎず華やかに装えるデザインにこだわる。ベロアとレースのドレス（3万9600円）、膨れジャカードのスカートのほか、パールを散りばめたジャケットとパンツのセットアップなどを揃える。「作りたいものだけを作ってきた」が、提案の幅を広げる。
