ディーゼルジャパン(大阪)が販売する「ディーゼル」の18年春夏のジーンズは、80~90年代を意識したストレートシルエットで素材やデザインのバリエーションを増やす。
【関連記事】ディーゼル 渋谷でSNS中毒者に物申すイベント
メンズは〝ジョグジーンズツイル〟と銘打ったストレッチ性の高いニットデニムで、80~90年代に流行したケミカルウォッシュ加工をきれいめに再現した。ストレートレッグのモデルでは、太さのバリエーションを増やす。スケーターが腰ばきする姿をイメージした太めのコンフォートモデル「フリップ」(2万7000円)のほか、スリムスキニー型ストレートの「ドゥナ」(4万8000円)は、ヒゲと呼ばれる股下の洗いじわは、切れてしまうほどのダメージ加工をし、はき込んだ雰囲気に仕上げた。「ダグ」(4万2000円)は太ももの外側の縫い代を割って色合いの違う別布をはぎ合わせたストレートジーンズ。
レディスでは、股上の深いボタンフライのボーイフレンドタイプ「アイリス」(2万5000円)、ストレッチの利いたスキニーストレートの「バビラ」(2万5000円)のほか、メンズのダグと同様、脇割りに別布をはぎ合わせた「ニクラ」(3万8000円)と「ニコール」(5万8000円)がある。
ボトム以外では、デニムスカートやデニムコルセットを縫い合わせたロング丈のシャツドレス、背中をスナップボタンで留めるブラウス、同じく背中にレースを編み込んでアクセントにしたニットトップも春夏商品として出す。