「ドゥーズィエムクラス」　オリジナルレーベル「エブリデイアイライク」が目指すもの

シーズンごとに素材やディティールを変えているジャケット

　ベイクルーズグループのレディスブランド「ドゥーズィエムクラス」は、オリジナルレーベル「エブリデイアイライク」を強化している。21年春夏の企画は「ヘルシーな女性らしさ」をテーマに、ベーシックかつトレンド感のある商品となっている。

【関連記事】ベイクルーズグループ杉村CEO　商売の仕組みを持続可能に　「残れば値下げ」見直す

シンプルだからこそ

　エブリデイアイライクは18年秋冬にスタート。ベーシックなトラッドアイテムを素材やサイズ感を工夫し、〝今っぽく〟仕上げている。「月曜から金曜の仕事着にも、週末のカジュアルな着こなしにも使いやすい、毎日着やすくてポジティブでハッピーなブランドにしようと考えて始まった」とデザイナーの小原朝子さん。どのアイテムもシンプルだからこそ、手に取った人の好みに合わせて個性を演出できるよう工夫している。ドゥーズィエムクラスの顧客の中でも、比較的若い年齢層やトレンドに敏感な人に受けている。