国内回復も米国低迷
――足元の状況は。
第1四半期(4~6月)はほぼ前年同期並みで推移しました。消費の緩やかな回復に乗れて、売り上げは計画をクリアしました。コストは引き続き高止まりで、色々な対策を打っていますが、当初の想定よりもたついたなと感じています。
原材料価格の上昇に対しては、価格転嫁ができました。ただし、電気代などユーティリティーコストが高止まりしています。これまでは省エネ化や生産効率の向上といった企業努力で吸収してきましたが、今は当社も含めたサプライチェーンで吸収し切れておらず、追加で値上げをお願いをしている状況です。
――セグメント別の状況は。
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