大丸大阪・心斎橋店がアート販売会 現代作品中心に300点、総額10億円を展示

2022/01/19 10:59 更新


現代アートを幅広く揃えた「アート心斎橋」

 大丸大阪・心斎橋店は1月15日~22日、現代アートを中心に約300点を揃えた展示販売会「アート心斎橋」を、隣接する心斎橋パルコのスペース14を中心に、3会場で開いている。KAWS、バンクシー、ジャン=ミシェル・バスキア、名和晃平、コシノヒロコ、日本のアニメのセル画などの現代アートを幅広く揃えた。20~40代の「若年富裕層」を中心に現代アートへの関心が高まっていることに対応したもの。21年7、10月にアートイベントを実施し、好評だったことから規模を拡大した。メイン会場のスペース14に約250点を揃えた。1月15、16日には杉田陽平氏のライブペインティング&トークショーも実施した。第2会場の大丸心斎橋店アールグロリューでは「ニック・ウォーカーと現代アート展」など、同店1階イベントスペースでも約20点を展示・販売するなど、3会場計で総額約10億円のアート作品を揃えた。

 一部作品は大丸松坂屋オンラインショッピングや外商顧客向けのコネスリーニュで先行販売した。なお、大丸松坂屋百貨店は1月7日にアートのオンラインメディア「アートヴィラ」を立ち上げており、今後は同メディアとも連携していく。同店は今夏にも現代アートの大型イベントを計画している。



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