「クレージュ」 パリ・マレにブティックオープン

2021/05/31 11:00 更新


 「クレージュ」がパリ・マレかいわいのファッションストリート、ヴィエイユ・デュ・タンプル通りに路面店をオープンした。フランソワ1世通りに昨年9月に開設したファーストブティックに続き、世界から注目を集めるベルナール・デュボワが店舗デザインを手掛けた。2店の共通コードは、ブランドカラーホワイトのモノクロームの空間と、それを反射する鏡、そして床とつながるように配置されたファニチャーとなる。

 マレ店は天井の高さを生かし、光のボリュームが加えられた。アートギャラリーのようなパノラミックなショーウィンドーからコレクションが見られるとあり、興味をひかれてブティックの扉を押す人が多い。

 ここでは3月に発表されたアーティスティックディレクター、ニコラ・ディ・フェリーチェによる初コレクションのビジューセレクションを先行発売している。

モノクロームの空間に反射する鏡
ブランドカラーの白を基調にした外観

(パリ=松井孝予通信員)



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