「コットンの日」の5月10日、米国の綿花団体である国際綿花評議会(CCI)と日本紡績協会は、都内で記念イベントを開いた。日本国内における米綿の普及・振興を目的に今回で28回目となる。コロナ禍で20年は中止、21、22年はオンライン開催のみだったが、今回は4年ぶりにリアルで開催した。
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米綿のメリット訴求
最初の講演は、CCIのブルース・アサリー専務理事による「アメリカ綿最新情報」。とりわけ米綿の業界関係者で運営するサステイナブル(持続可能)な綿作の基準となるプログラム「U.S.コットン・トラスト・プロトコル」(USCTP)と、綿花関連事業者を対象にした新しいコンサルティングサービス「コットンUSAソリューション」に焦点を当てて説明した。