蝶理は2月26日開催の取締役会で、住友商事子会社のスミテックス・インターナショナルの全株式を取得し、子会社化することを決めた。
アパレル市場の厳しい事業環境が見込まれるなか、事業基盤の強化が不可欠として、今回の子会社化を決めた。綿から化合繊まで主要繊維原料の総合展開が可能となることや、蝶理のオリジナル商材をスミテックス・インターナショナルの取引先に提案できること、両社の持つグローバルなアパレル生産基盤の共有による競争力強化などシナジーを見込む。
スミテックス・インターナショナルの20年3月期売上高は465億1800万円で、営業利益は8億2900万円。株式譲渡実行日は6月1日を予定している。