テンシャル ヘラルボニーとリカバリーウェアで協業 アート作品を身にまとうパジャマ発売

2025/11/07 13:45 更新NEW!


中西テンシャル代表取締役CEO(左)と松田ヘラルボニー代表取締役Co-CEO

 ウェルネス関連事業を手掛けるテンシャル(東京)は11月7日、障害者アートのライセンス事業を行うヘラルボニー(岩手)と協業し、リカバリーウェア「バクネ」の新作を発売した。テンシャルで協業商品を出すのは初めて。

 今回出す「バクネパジャマドライ(ヘラルボニー)」は2型で、バクネにヘラルボニーの契約作家、和田成亮さんの作品『ノースウエスト航空』と笹山勝実さんの作品『無題』を取り入れた。上下セットで各税込み3万9820円。サイズはXS〜2XL。これらの作品を生かしたデザインボックスも付属する。テンシャルオンラインサイト、東京、大阪、横浜の一部店舗、ヘラルボニーオンラインサイトで数量限定で販売する。

リカバリーウェア「バクネ」に、和田成亮さんの作品『ノースウエスト航空』(左)と笹山勝実さんの『無題』を取り入れた
付属のデザインボックスは内装にもアート作品を生かした

 協業の経緯について、中西裕太郎テンシャル代表取締役CEO(最高経営責任者)は「障害を持つ方の価値発揮に真摯に取り組むへラルボニーの姿勢、アートのすばらしさに深く共感した」といい、テンシャルのオファーで企画が始まった。松田文登ヘラルボニー代表取締役Co-CEO(共同最高経営責任者)も「テンシャルが掲げる“人類のポテンシャルを引き出す”という考えが、ヘラルボニーの理念と深く共鳴した」とコメント。

 両社は、今後も協業の取り組みを続けていきたいと考えている。



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