「ショーメ」マンスヴェルトCEO 高まるジュエリーの価値 選ばれるメゾンであり続けたい

2021/03/26 06:27 更新会員限定


 昨年240周年を迎えた仏ジュエラーの「ショーメ」。コロナ下にも新作の発表や新たなデジタル戦略など活発な事業運営が目立つ。日本では3月、大丸福岡天神店を開いたばかり。ショーメのジャンマルク・マンスヴェルトCEO(最高経営責任者)は、コロナ下に「多くの発見があった」と話す。

(中村維)

 ――この1年をどう見たか。

 クリエイティブに考え、アクティブに行動し、様々なオファーを求められる状況だった。自問自答も重ね、常にポジティブでいようと心がけた中、多くの発見があった。まず、お客様のマインドが変化した。他者とのつながりを認識し直し、その絆をジュエリーで表そうという伝統的な動きが見つめ直されている。求められるのは物語性、商品いずれも意味と価値あるもの。ただ消費するのではなく、文化的背景や高い品質、そして本当に自分にとって意味あるものを購入したい。そう感じられている。

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