エレメントルール「カオス」23年秋冬 時代を超えて愛される古着やコートを提案

2023/07/07 06:27 更新


 アダストリアの子会社、エレメントルールの「カオス」は23年秋冬、「タイム」がテーマ。過去に「今」だった商品群と、定番アイテムとともに作り上げてきた現在のカオス。これらを再考し、シンプルに必要なものだけを提案する。テーマを象徴するアイテムとして、古着も扱う。

(松本寧音)

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 古着は長野県・軽井沢に店舗を構えるビンテージショップ「メゾン・マ・マニエ」からセレクトした。様々なスウェットに、象形文字でタイムの文字をフロッキープリントと刺繍でリメイクしたものを数量限定で販売する。「新しいものだけでなく、過去のものをアップデートして着ていきたい」と企画した。7月中旬に各店舗約10枚ずつで販売予定。

ベースのスウェットのデザインは様々。好みのものを探すのも楽しい

 ブランドを代表する「スーペリアシリーズ」のコートには、ロング丈の一枚仕立てのコートやフーデットコート、ショート丈のダブルコート、ジレなどが新型として登場する。スーペリアはオーストラリアのメリノウール「スーパー120」を経糸に、「スーパー140」を緯糸に使用したオリジナル素材。独特のハリとコシ、しなやかさがあり、着用した際の上品さに定評がある。新色はブラウン。今季はコートの上から同色のベルトを着けるスタイリングを提案する。

「スーペリアシリーズ」新型のフーデットコート(手前)とシャギーコート

 そのほか、素材の迫力を感じるブランドらしいアイテムとして、ウェーブ調の毛並みを出したシャギーコート、艶やかで滑らかな手触りの牛革を使ったライダーズジャケットなどを出す。アウターの型数は例年同様だが、素材の表情を変え、見応えのあるラインナップにした。

象形文字で「タイム」の文字をのせた古着のスウェット


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