「カルティエ」は、「サカイ」のデザイナーでファウンダーの阿部千登勢との限定コレクション「トリニティ・フォー・チトセ・アベ・オブ・サカイ」を発表する。
阿部とメゾンのクリエイションスタジオの対話から生まれたこのコレクションは、トリニティならではのタイムレスでシンプルなスリーゴールドのリングをデザインベースとした六つの限定モデルから成る。
トリニティは1924年、ジュエリーと彫刻、マスキュリンとフェミニン、装飾品とシンボルの境界をあいまいにしたいという、ルイ・カルティエの遊び心ある想像力から生まれた。阿部は、「トリニティの物語は、私のパーソナルな価値観やサカイが目指す価値観にとても近いもの」とし、「愛、忠誠心、友情、というトリニティの原則は、人生において何よりも大切なものであり、私自身の人生と仕事を導くために心がけてきた価値観でもあります」とコメントを寄せている。
カルティエのシニアヴァイスプレジデント兼チーフマーケティングオフィサーのアルノー・カレズ氏は、「両者が共有するデザインに対するビジョンと、精緻(せいち)で美しいオブジェを生み出したいという願いが形になりました」としている。
発売日や製品の詳細などは、今後段階的に発表される。