ピクニックや近所の公園への散歩など、身近なレジャーに適したアウトドア用品が増えている。かさばらない小ぶりなサイズで可愛らしいデザイン、持ち運びが簡単なものが目立つ。24年はテントやたき火台などの販売は不調だったが、日帰りのレジャー用品は堅調だった。キャンプの復活が期待される25年もピクニック需要は続くと予想され、アウトドア各社は製品開発とイベント企画を強化する。
(杉江潤平)
日帰りレジャーに
「物価高などの影響で気軽に遊べる日帰りのアウトドアを楽しむ人が増えている」。こう話すのは、ニューウェルブランズ・ジャパンコールマン事業部マーケティング本部の根本昌幸マーケティングディレクター。「レジャー白書」など各統計によると、オートキャンプ参加人口が減る一方で、バーベキューやピクニック人口は22年から少しずつ回復している。
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