ブルックリン美術館で9月10日、「クリスチャン・ディオール:デザイナー・オブ・ドリームズ」展が始まった。
展示されたオートクチュール服は200点以上。17年以来、パリ、ロンドン、上海と回った同展を元にしているが、リチャード・アベドンやアーヴィング・ペンなど米国人写真家らによるディオールの服を撮影した写真の数々が新たに加えられた。この写真だけでも見応えがある。
ブルックリン美術館所蔵のディオール及び後継者たちの服も、同館ならではの展示。クリエイティブディレクターによる違いを一堂に見られるのは面白い。22年6月17日まで。
(杉本佳子通信員)